新潟 西港 2025/10/30

新潟 西港 2025/10/30

今週月曜日から韓国向け鉄スクラップ船積み開始しております🚢

スクラップ市況
為替レート @152.7 (10/30)

韓国🇰🇷
POSCO 10/16 BID
HS CFR@49,000円
SB CFR@49,000円
SD CFR@48,000円
16日以降はオファー集めていません。

韓国向けは年内絶望的な状況では無いかと思っています。

鉄スクラップ輸出量
2025年1月〜9月 34.8万トン(前年比+26.3%)

  1. インド🇮🇳 19.2万トン(+90.8%)
  2. ベトナム🇻🇳 3.4万トン(-13.1%)
  3. 中国🇨🇳 2.8万トン(+5.4%)
  4. 日本🇯🇵 2.4万トン(+24.1%)
  5. 台湾🇹🇼 2.1万トン(-13.9%)
  6. タイ🇹🇭 1.7万トン(-52.3%)
  7. バングラデシュ🇧🇩 1.1万トン(+225.6%)
    まだ輸出量はそこまで増えて来ていませんがインド向けにこれほど行っているのには少し驚きです。日本からインド向けは19万トン程度だったのでほぼ同量が行っている計算です。

ベトナム🇻🇳
商談価格帯
HS CFR@$345〜$350
(FOB@45,500円〜46,300円)
H2 CFR@$320〜$325
(FOB@41,300円〜42,000円)

ベトナムサイドは様子見を先週からしており日本側の交渉価格に応じていない状況です。
アメリカからのオファーが増えているとの情報もありますが成約されているかは不明です。

台湾🇹🇼
米屑HMS80:20 CFR@$290〜$295
先週比若干値下がり
オファーは高止まりしており$10ほどの開きが出ていますが台湾国内が値下がりしており輸入屑の上げ商談は厳しい状況です。

日本🇯🇵
東京製鐵は9月末から10月前半にかけて購入価格を引き上げており輸出牽制に1年振りに踏み切っています。
ここに来てスクラップの需給量のバランスが取れなくてなっており引き上げざる負えない状況になりました。
8月〜9月にかけて国内メーカーの夏季減産の影響で海外へ出荷せざる負えない状況の中での約残が10月、11月と回って来ている状況での上げは大打撃となっております。

関東浜値
H2 @42.5〜44
HS @46.5〜48
SB @46〜47.5
浜値は高い状況が継続中で約残消化のシッパーは集荷を急いでいます。
12月の契約はどのシッパーも新規商談は難しい状況で輸出量は大幅に減るのでは無いかと思っています。高値継続は11月中旬までと見ています。

お問い合わせは0256-36-0072まで